眠る前に前足でベッドをカリカリ。寝床を整えるような動きは自然な場合もあるけれど、長く続いたり寝られなかったりすると心配になるよね。掘ること自体を叱る前に、「ちゃんと休めているか」を見てみましょう。

こんなときはまず観察してみよう
しつけの方法を決める前に、困る行動の出る場面を少し分けて見てみます。同じように見えても、理由が一つとは限りません。
- 掘ったあと眠れるか、それとも何度も起きるか
- 暑さ・寒さ・周囲の音で場所を移していないか
- 生地のほつれや中綿を引き出していないか
家庭で試せる対策を順番に
一度に全部変えると、何が役立ったのか分かりにくくなります。安全を確保したうえで、一つずつ試しましょう。
- 糸や中綿を飲み込みそうなベッドは片付け、丈夫で洗える素材に替える
- 寝床を人の通路やテレビの近くから離し、静かな休憩場所を作る
- 硬さや厚みの異なる寝具を試し、犬が選んで休めるようにする
- 掘る動作を無理に止めず、落ち着いて横になったら静かに見守る
やらない方がよい対応
大声で叱る、犬を追い詰める、怖がらせて従わせる方法は避けましょう。表面上は行動が止まっても、不安や別の行動が強くなることがあります。安全を確保し、犬が安心して選べる行動を増やす方針で進めます。
3日間だけ記録するなら
発生した時間、直前の出来事、犬の様子、家族の対応、落ち着くまでの時間を短く記録。初日と比べて頻度が下がったか、危険な行動が減ったかを見ましょう。悪化する場合は方法を戻し、無理に続けないことも大切です。
病院や専門家に相談したいサイン
急に寝つけなくなった、痛がる、皮膚をしきりに掻く、呼吸が苦しそう、嘔吐や異常な行動を伴う場合は診察を検討してください。
まとめ
寝床掘りが短時間で終わり、その後よく眠れているなら問題行動とは限りません。破れや誤飲の危険だけは早めに除きましょう。